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シミやあざといっても、色々な種類があります。
一人の患者様において、2~3種類の色素性疾患をお持ちの方が多く、正確な診断が重要です。(診断が難しい事が多い為、ご相談下さい。)それぞれの方の日常に合わせまして、費用・ダウンタイム・治療の内容を相談しながら行っています。
諦めていた方、通院回数を重ねられない方も、どうぞご相談下さい。出来る限りリーズナブルなご提案を目指します。
当院では、トレチノイン・ハイドロキノン・ビタミンCローション・Qスイッチヤグレーザーを用います。
塗り薬に対しては的確な塗り方等のご指導を致します。
茶色~黒っぽい茶色の、境界が明らかな丸い形に近い色素斑です。顔面・手背(手の甲~腕)など、日光に当たる場所に出ます。
治療は美白外用薬・レーザーを用います。レーザー治療はQスイッチヤグレーザーの534㎜の波長にてレーザー照射します。 レーザー照射は1回の治療で済み、その後患部(レーザーを当てた所)に、テープの貼り替えを丁寧に行うことで、 薄くなることや消える症例があります。施術後(約10~14日間程度)小さなテープを貼りますので患者様のご都合を最大限に考慮し、 施術時期を御提案させて頂いております。
顔面の日光の当たる所に出現する「薄い茶色~濃い茶色」の小さい色素の斑点です。 早い方は5歳頃から出始め、思春期に明らかになります。夏に悪化し、冬は軽めに感じられる事が多いです。
治療は美白外用薬・レーザーを用います。レーザー治療はQスイッチヤグレーザーのルートロピールを数回、 約1ヶ月おきに繰り返す事で緩和される事が多く見られます。治療後はすぐに メイクして頂くことも可能です。 普通の日常生活(仕事・学業・運動等)にもすぐにお戻り頂けます。
いわゆる「シミ」と良く言われているものです。顔面に生じる左右対称性の淡い茶色の色素斑です。
成人女性に多く見られますが、男性にも出現することがあります。夏に悪化し、冬は比較的軽減する方が多いです。
治療は美白外用剤・内服薬・レーザーで適応となる機種を使います。
レーザー治療はQスイッチヤグレーザーのレーザートーニングが有効となることもあります。
治療後は殆どの症例で赤くならず、その場ですぐにメイクも出来ますので、日常的なご負担なくお帰りになれます。
仕事の合間も治療が出来ます。数回の治療を重ねていくことが望ましいです。
皮膚炎の後や火傷の後に残るものです。
時に美白治療薬やレーザー治療が効果的となる事があります。 レーザー治療は、Qスイッチヤグレーザーのレーザートーニングを数回施術する事もあります。
しわに効果的なトレチノイン療法、ヒアルロン酸注射があります。
それぞれにおいて、患者様の負担が少ない方法をご提案いたします。
細かいちりめんじわ | 肌の乾燥、角質の肥厚で起こります。 コラーゲンを増やす施行を行います。 保湿剤、トレチノイン療法 |
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筋のようなしわ | ヒアルロン酸注射 |
サンスクリーン、帽子で紫外線から肌を守ることが一番大切です。
子供の頃から注意が必要です。
顔のマッサージは血行促進はしますが、しわ取りの効果は分かっていません。
やりすぎでしわが増えたりすることがあるので注意しましょう。
女性にとって髪の毛は重要な要素です。市販の育毛剤を試したけど効果があまり感じられないと思われる方があります。
外用育毛剤の中で、根拠があり勧められると思われるのはミノキシジルです。当院では高濃度のミノキシジルを御提示しています。
またドイツで開発された、びまん性脱毛症のパントガールも取り扱っています。
アミノ酸・タンパク質・ビタミンB剤を含み、細胞代謝を促進して毛髪成長を促し、発毛と髪質改善を目指します。
血液検査の必要はなく、長期間安心して服用出来ます。
顔面に盛り上がったふくらみのある、黒茶色のシミの事です。
年齢と共に小さなブツブツ~隆起性の腫瘤まで、色々な形で中年以降の男女に多く見られます。
但し、脂漏性角化症だと思っても前ガン状態の日光角化症とは区別しずらい事もあり、自己判断では難しいです。
良性疾患の場合、炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)にて短時間で除去致します。
短時間で取れる為、お忙しい方々に大変好評です。
施術後負担になるようなケアはほぼ必要ありません。
アトピー性皮膚炎は、遺伝的な体質に、環境因子(アレルギーをおこす物質:ダニ、カビ、ハウスダストなど、汗、乾燥、刺激、ストレスなど)が複雑に関わって引き起こされます。環境因子の影響で、症状の変動があります。
子供に多く、一般的には成長に伴い軽くなることが多いです。
しかし、成人になっても症状は出ることがあり、その皮疹部位は変わることがあります。
治療には、非ステロイド外用薬、ステロイド外用薬、タクロリムス外用薬、保湿薬、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー剤などのお薬を使います。ステロイド外用薬は、お薬の効果の強さにより5ランク(最も強い、とても強い、強い、中程度、弱い)に分かれており、
症状の程度や経過に応じた調節が非常に大切です。
尚、保湿剤は毎日欠かさず塗る事が大切です。季節に応じて、ローションやクリームなど使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
乾燥肌は、皮膚の表面の脂が減少し、皮膚の水分が減少して起こる病気です。膝から下、時には全身の皮膚がカサカサして剥がれ落ちてひび割れが起き、痒みを伴う事が多く、悪化すると湿疹になります。秋から冬にかけて症状が出始め、真冬にひどくなる事が多いです。
原因は皮膚にある皮脂・天然保湿因子・角質細胞間脂質が減少する事で、乾燥症状が出てきます。更に外気や室内の乾燥、身体の洗い方などの生活因子も原因となります。
治療は季節に合った保湿剤(ワセリン系・ヘパリン類似物質系・尿素系など)が基本になります。
症状が悪化した場合は、抗アレルギー剤や弱めのステロイド外用薬が必要となる事があります。
花粉症は、スギなどの花粉により鼻炎(鼻水・くしゃみ)や結膜炎(眼のかゆみ・充血)、咽頭炎(のどの痛み)などがおこります。
それ以外に花粉が皮膚に接触する事で生じる皮膚炎を花粉皮膚炎といいます。顔やまぶた、首など外に出ているところに出来やすいです。かゆみの強い少し盛り上がった赤い発疹が特徴的です。又、アトピー性皮膚炎の方は、花粉により顔や首の症状が悪化しやすく、
さらに全身の症状が悪化する事があります。
治療は、外用薬(塗り薬)、内服薬(抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬)などがあります。
皮膚に花粉が侵入しづらくなるよう、皮膚の最外層(角層)を整えておくため保湿剤を使用することもあります。
水虫は、白癬菌というカビが皮膚に付着し、侵入すると発症します。
水虫には、足の指と指の間が赤くなったり皮膚の皮がむけたり、かゆくなったりと、さまざまなタイプがあります。
爪が厚くなりボロボロ破壊されるタイプもあります。
白癬菌は感染した部位により、足白癬、手白癬、爪白癬、股部白癬などに分類されます。
一般的には、顕微鏡でカビが存在しているか確認し、存在している場合には治療となります。
皮膚に対しては抗真菌剤(ぬり薬)を使います。(菌を完全に殺してしまう前に治療を中止しますと、翌年に繰り返しやすいです。)
また、びらん(皮膚の浅い位置に限定した組織欠損)や浸軟(軟らかく白くなっている状態)の場合は、ステロイド外用薬で病変を
改善させてから抗真菌外用薬を使用します。爪水虫の場合は、飲み薬がよく使われます。
イボは、皮膚から盛り上がりをみせる小さなできものの、一般俗語です。(1)疣贅、(2)水イボ、(3)老人性のイボの3つに分類されます。
お子様に出来やすく、中心臍窩(→中心にあるへこみ)にある光沢のあるイボです。
治療法は液体窒素を用いた冷凍凝固法が一般的です。回数はかかりますが、根気よく続ける事が大切です。
ヒトパピローマウイルスの一種の感染によるイボです。大きく種類は3つにわかれます。 1つ目は尋常性疣贅(手足の指や手掌〈手のひら〉足の裏)、2つ目は扁平疣贅(顔や手の甲で平らな色のうすいイボ)、 3つ目は尖圭コンジローマ(外陰部に出来るイボ)があります。
治療法は、リングピンセットで水イボをつまみ、中の塊を取ります。場合によっては、液体窒素療法などを用います。 当院では、工夫をし極力痛みのない取り方を心がけております。
液体窒素や、場合によっては炭酸ガスレーザーを使用します。
ニキビは、赤ニキビ、黒ニキビ、白ニキビがあります。
毛穴に皮脂が詰まると出来ます。思春期のニキビは、性ホルモンの活発が原因となり皮脂分泌の亢進が見られます。
女性のみならず、青年期男性に発症することが多く、治療は長期にわたることもあります。
20代以降の大人のニキビは、ストレス・便秘・乾燥・生活リズムの乱れが原因となる事が多いです。
治療は、抗菌剤、ビタミンB2、B6、漢方の飲み薬、抗菌剤、抗菌作用、ピーリング作用を持ち毛穴の詰まりを取り除く塗り薬を処方します。
ニキビが出来たら、出来るだけ触らないでおきましょう。
毛穴の黒ずみや、ニキビ跡の色素沈着を薄くして、毛穴の詰まりを解消します。 ニキビが炎症を起こすと「紅色丘疹(赤ニキビ)」になり、炎症がさらにひどくなって膿がたまると「膿疱(黄ニキビ)」になり、 跡として赤くなったり、ニキビ痕になったり など、色素沈着が起こることもあります。
治療法として、ニキビ跡の赤み・毛穴の開きにトレチノイン療法やヤグレーザーのスペクトラピールなどがあります。
ニキビ治療薬(アクネトレント)はイソトレチノインというビタミンAの一種で、
皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、重症の炎症性ニキビに対して効果があります。
イソトレチノインは全世界で30年以上前から使用されており、
中等度~重度のニキビ治療に広く用いられ、
欧州や米国の治療ガイドラインでは高いレベルで推奨されています。
使用した90%以上の患者様で改善が見られ、再発率は30%以下という報告があります。
しかし、1~2%の患者さんには、全く効果が認められないことがあります。
1日1錠を食後に内服し、治療開始後1ヶ月間は、約3割の患者様に一過性のニキビの増悪(好転反応)が認められます。
個人差にはなりますが、16週間ほどで効果が期待できます。早い方では4~12週間で効果があらわれます。
通常4ヶ月~5ヶ月を1クールとして内服を終了します。
1日1カプセル(20mg)食後内服
アクネ菌を殺菌する作用がある抗生物質や、ホルモン剤、ステロイドなどの成分は含まれていません。
主に以下の3つが知られています。
投与期間中および投与終了後、女性は6ヶ月間、男性は1ヶ月間妊娠を必ず回避してください。
加齢と共に、お肌は透明感が消え、黒ずんで見えることがあります。そのようなくすみは、メラニン沈着が減少すると改善されます。
メラニン沈着に対する内服薬として、トランサミン、タチオン等が一般的で、ビタミンC、Eの併用となります。
塗り薬は、ハイドロキノン軟膏、ビタミンCローション等を使用します。場合によっては、トレチノイン軟膏を使うこともあります。
肌質が十分に改善している場合は、ケミカルピーリングやビタミンC誘導イオン導入が効果的となることが多いです。
レーザーの場合は、YAGレーザーのルートロピールを使用し、メラニンの減少を狙います。
この場合、照射パワーがあまり高くない為、月1回程度の反復照射が必要となります。
ほくろは、初期・中期・後期の段階で深達度(下への色調)が違います。
初期のほくろは浅い層にあります。
その為、深く取る必要はありません。中期になりますと、かなり深い位置まで色調が存在します。処置後、再発が早くなります。
後期では、色素を作る能力は低下している為、あまり深く取りません。
処置した後に皮膚面を乾燥させない事が、綺麗に治るポイントとなります。
その為、10日程テープの貼り替えを御自身でしていただきます。
料金約2.5㎜から¥4,000~。
(色調・深さ・サイズにより変わります)
いわゆる赤ら顔には、りんごのほっぺという両方の頬が赤くなるものと、鼻の周りや下、頬などに、糸くずのような細い血管が浮いてくる、毛細血管拡張症があります。
原因は、妊娠や更年期などのホルモンの変化や、ステロイド外用薬の適切でない使用、慢性的な刺激や、肝臓病、ニキビダニなど、また、原因不明や先天性の場合もあります。
治療は、原因・症状にあわせて行います。場合により、メトロニダゾール軟膏や抗菌作用のある塗り薬、飲み薬を使うこともあります。
赤みを帯びているところは、紫外線を吸収しやすく、皮膚も乾燥します。将来のしみの原因になるため、紫外線対策や保湿を十分にすることをおすすめします。
じんましんは、蚊に刺された様な膨疹が出て徐々に拡大してしまいます。 全身色々な場所にある皮膚の表面が盛り上がり、強いかゆみを伴います。一個一個の皮疹は、およそ数十分~数時間で消えます。
治療は、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を使います。
じんましんは、診療の時に症状がなくても、問診で判断は出来ます。
ヘルペスは、「単純ヘルペス」と「帯状疱疹」があります。各々別の疾患です。
「単純ヘルペス」は、ヘルペスウイルスに感染して起こります。
口唇にできる1型、性器にできる2型があります。
ウイルスが潜伏している間は症状はでませんが、疲れ、ストレス、強い紫外線照射や風邪をひいたりすると、
かすかな赤みから水ぶくれへと症状が変化します。
治療は、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を使います。
じんましんは、診療の時に症状がなくても、問診で判断は出来ます。
単純ヘルペス再発抑制療法(PIT)とは、Patient Initiated Therapyの略で、
あらかじめ処方された薬剤を初期症状(チクチクするような痛み、ピリピリ、ムズムズといった違和感、かゆみなど)が出た時に
患者さんご自身の判断で服用開始する治療方法です。
単純ヘルペスは小さな水ぶくれができ、痛みやかゆみを伴います。
再発を繰り返す事も多く、年に数回発症して悩まれる方も多いです。
口唇に出来ると口唇ヘルペス、陰部に出来ると性器ヘルペスと呼ばれます。
単純ヘルペスは一度感染すると、生涯にわたって神経に潜伏します。
普段は免疫で抑えられているため症状は出ませんが、発熱や疲労、ストレスで免疫が低下してウイルスが活動し始めると症状が出てきます。
再発性単純ヘルペスに対する薬の内服は、早ければ早いほど効果が期待出来るとされています。
時間が取れる時にクリニックを受診してあらかじめ薬を処方してもらっておけば、
ムズムズや違和感が出てきた時にすぐ薬を飲み始める事が出来ます。
PITには2種類あります。
アメナリーフとファムビルです。
アメナリーフは、ウイルスが増殖していく初期の段階で効果を発揮するので抗ウイルス活性が高いのが特徴です。
また腎機能が悪くても用量を減らす必要がないというのも大きな特徴です。
《服用方法》
アメナリーフ | 初期症状(違和感、痛みなど)を発現したらすぐ(6時間以内に6錠※200㎍×6)を、 一度に服用します。(1回で済みます) |
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ファムビル | 初期症状から6時間以内に4錠(250㎍×4)、更にここから12時間後に4錠(250㎍×4)を服用します。 |
「帯状疱疹」は、御自身が昔かかった水ぼうそうのウイルスによるものです。
水ぼうそうの治癒後もウイルスは、神経の深くに潜んでいます。
過度の疲労、加齢などにより体力が落ちますと痛みを伴い神経にそって体の一部分の片側に帯状に皮疹が広がります。
一般的に再発しないことが多いですが、まれに再発します。
治療は抗ウイルス薬を使いますが、薬は早い段階での内服治療が効果的です。
痛みがひどい場合、鎮痛剤を併用します。
帯状疱疹は50歳以降増加傾向にあります。帯状疱疹による問題は帯状疱疹後、神経痛という後遺症がでることがあります。
痛みにより日常生活を送ることが困難になる人もいます。そこで予防注射が推奨されています。
弱毒性水痘ワクチンとシングリックスという不活化ワクチンです。それぞれのワクチンには長所、短所など特徴があります。
風疹のワクチンを施行しております。※完全予約制
肺炎球菌のワクチンは、65歳以上の方に施行しております。※完全予約制
円形脱毛症とは、俗に10円玉くらいの円形の境目が、比較的はっきりしている脱毛のことです。
徐々に拡大していきます。加齢に関係なく、男女共に誰にでもおこります。
塗り薬、飲み薬が使われます。ドライアイス(冷凍療法)を行うこともあります。
思春期以降に発生し、少しずつ進行します。
前頭部と頭頂部が薄くなり、抜け毛が進行するとともに細く短い毛になり始めます。
治療方法は、プロペシア(男性型脱毛症用)の飲み薬が一般的です。
プロペシアは、抜け毛の原因物質DHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑え、抜け毛を減少させます。
髪の毛が増える人もいます。最近は後発品も出ました。
男女ともに顔や、前胸部、背部にでき、悩みになることがあります。 新しいタイプの塗り薬が、各種出ています。
思春期にもっとも明らかになることが多いです。
腕の上腕にとがった球状の小丘疹(小さいブツブツ)や、頬に軽い潮紅を伴います。
治療には尿素軟膏を外用します。
妊娠中には種々の皮膚の変化が起こる事があります。
この間は、将来のお子様への影響を考慮すると、内服薬(飲み薬)や外用薬(塗り薬)など、一部望ましくないものがあります。
時期に応じて、安全であるものを適切に選び治療致します。
全身に痒みが出現しますが、発疹が見られないものです。
たいていは産後に軽快しますが、妊娠期間は長いので、適応ある外用薬(塗り薬)を使用します。
下腿に血管がコブのように拡大し、その周りに湿疹が出来てしまいます。
弾性ストッキングの着用や外用薬(塗り薬)などで対応します。
出血しやすい血管腫です。妊娠中に大きくなる事が多いです。
一度出血すると止まりにくく、体内の女性ホルモンの濃度の上昇で拡大します。
液体窒素や外用薬(塗り薬)を使います。
出産後、約1~2ヶ月頃辺りから髪の毛が抜け、全体的に薄くなる事があります。
妊娠中は、女性ホルモン(エストロゲンの増加)で頭髪が抜けにくい状態です。
しかし出産後に女性ホルモンが急に減少すると、一気に抜ける事があります。
加齢に伴い皮脂や汗の分泌が減少し、皮膚の一番上の層である角質の水分保持機能が落ちて、乾燥が強く起こる事です。
「かゆみ」が強く、発疹があるもの・ないものがあり、冬に多く起こります。保湿剤や、湿疹になってしまった時の塗り薬があります。
圧迫による皮膚の潰瘍です。深い床ずれと浅い床ずれ、それぞれの治療法があります。どちらとも塗り薬の治療は大切です。
細菌による皮膚感染症です。
虫刺されの痕や、かゆみでかいた傷に細菌が感染します。患部を触った手を介して体の色々なところにうつります。
抗菌薬の内服や抗菌外用薬、亜鉛華軟膏を塗布します。
脂漏性皮膚炎がよくおきます。生後数ヶ月の乳児に生じます。
髪の毛の生え際や、頭皮の中、まゆ毛に黄白色、油っぽい白い痂皮(かひ)が厚く固着します。
ときに、顔全体や体幹に拡大することがあります。
治療は、亜鉛華軟膏や、非ステロイド外用剤、たいへん弱いステロイド外用剤を使うこともあります。 本症は、脂漏部位(脂っぽいところ)にできやすい皮膚炎ですので、洗顔や洗髪が大切です。
汗の量が多くなる原因となる病気や障害がないにもかかわらず、多量のわき汗に悩まされる疾患です。
以下の6症状のうち、2項目以上あてはまる場合を「原発性腋窩多汗症」と診断しています。
主な治療法には塗り薬があり、保険適応のものと自費のものがあります。
健康保険適応:エクロックゲル
自費:パースピレックス(税込:4,700円)、デオドランドジェル(税込:2,750円)
エクロックゲルは1日1回、両脇全体に塗布します。
インフルエンザは新型コロナウイルスと別物です。
新型コロナウイルスワクチンとインフルエンザワクチンは、それぞれのワクチンを受けて2週間後に接種出来ます。
尚、コロナワクチン1回目と2回目の間には接種する事は出来ません。
<生後6ヶ月の中等度~重症のアトピー性皮膚炎の方のためのお薬です>
アトピー性皮膚炎の治療薬として初の生物学的製剤(抗体医薬)になります。
「IL-4」と「IL-13」という物質(サイトカイン:体内の細胞同士の情報伝達を行うタンパク質)の働きを直接抑える
新しいタイプのお薬です。
アトピー性皮膚炎の皮膚の内部に起きている炎症反応を抑えることによって、かゆみなどの症状や皮疹などの皮膚症状を
改善する効果が期待できます。
※アトピー症状の軽度の方、注射だけをご希望される方には対象になりません。
デュピクセント®の投与により、アトピー性皮膚炎以外のアレルギー性疾患の症状が変化する可能性があります。
アレルギー性疾患(喘息、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、じんましん等)を合併している場合は必ずお伝えください。
また、合併するアレルギー性疾患の主治医にデュピクセント®を使用していることを必ず伝え、
自己判断で治療薬を減量、中止をしないでください。
初回に600mg(2本)、2回目以降は300mg(1本)を2週間に1回皮下注射を行います。
※デュピクセント®の自己注射について
最大約3か月分まで処方が可能です。
ただし、自己注射を行う為には、院内で最低2回、自己注射指導を受けていただく必要があります。
デュピクセントペン薬剤費 | 1本あたり 58,775円 |
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3割負担の方 | 1本あたり 17,633円(初回は2本 35,265円) |
「別途、初再診料、処方箋料などがかかります。」
医療費助成制度
デュピクセント®投与に当たる治療費は高額になります。
患者さんの経済的な負担を軽減するために、さまざまな医療費助成制度があります。
医療費助成制度について、詳しくは下記サイトをご参照ください。
デュピクセントの薬剤費と医療費助成制度について|デュピクセントを使用される患者さんへ|サノフィ株式会社
① 導入前診察(注射は予約制になります。即日の注射は当院では行っておりません。)
6か月以上の外用薬治療が正しく行われていたかの確認
重症度の判定(IGAスコア、EASIスコア、病変面積の医師による判定)
症状の自己評価(POEMスコアシートの記入)
経過を判定するための採血や症状の写真を取らせていただく場合がございます。
② 初回(1回目):院内で2本投与、自己注射指導
③ 2週間後(2回目):院内で1本投与、自己注射指導
④ 4週間後(3回目):
自己注射分の薬剤を処方。2か月分(4本)、または3か月分(6本)の処方が可能です。
在宅自己注射開始(2週間に1回ご自身で注射を行います)
※自己注射が不安な方は2週間ごとに院内で注射を行うことも可能です。
※他院にて導入済みの方
すでに他院で導入済みの方にもご対応可能です。
地下鉄丸ノ内線・都営大江戸線本郷三丁目より徒歩3分
《ご持参頂くもの》
保険証、医療証、診察券、お薬手帳(お持ちの方)